キヤノンのレンズTS-E24mmF3.5LⅡを修理に出した

長崎建築写真

 使っている機材のなかでは主力級のレンズ、TS-E24mmF3.5LⅡ。このレンズを入れたバッグをコンクリートの地面に落としてしまった。うっかり手がすべって、だいたい胸から腰あたりの高さからドスンといった。バッグはカメラバッグではなかったけれど、レンズはインナーケース(クッションケース)に入っていた。少し不安だったが、そのときはまだ軽く考えていた。

 帰宅し、レンズを取り出したところ、見事にレンズプロテクターが割れている。そのほかの外傷はなさそうだったので、プロテクターが守ってくれた、とひとまず安堵した。一応、チェックしておこうと、カメラに付けてみると、何か小さな作動音がレンズ側から聞こえてきて、カメラの背面モニターが立ち上がらない。おかしい。カメラ本体もそのバッグに入っていたので、カメラ側の故障も疑い、念のため他のレンズを付けてみた。普通に使えた。やはり、TS-E24mmが何やらおかしい。電子接点か何かだろうか。

 主力なので、すぐにキヤノンに修理に出す。オンラインで申し込み、宅配業者から梱包キットを受け取る。梱包して、ファミリーマートに持って行き、発送した。そうして2週間ほどが経ち、本日、修理完了の連絡がキヤノンから届いた。

「絞り通信部の不具合により、後群レンズユニット(絞り機構部含む)及び接点座フレキユニットを交換」というのがその回答だった。料金は、送料・消費税込みで6万円くらい。痛い、とても痛い出費だ。R5markⅡの発表やR1の開発発表を来月に控えているのに(発表はあくまでまだ噂だし、発表されても果たして買うかどうかもわからないけれど)。

 うっかり手元が滑っただけなのに・・・と悔やみつつも、当然だが買うよりはずいぶん安いので、ここはメーカーに感謝したいと思う。

 写真は、GRⅢのワイドコンバージョンレンズのテストで撮った長崎市の商業施設「みらい長崎ココウォーク」。下の写真はかなりトリミングしている。プライベートならこれでも十分だけれど、欲をいえば、GRも早く4000万画素に上がるといいな。以前はスナップシューターに画素数はそんなにいらないと思っていたけれど、スナップだからこそ、トリミングはしょっちゅうなのだ。

 2024年4月某日撮影

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