ドイツDBK社のスチームアイロン「ジ・アカデミック」

池島

 昨日、アイロンが壊れた。電源が入らない。スチームアイロンなので中に水が入っているのだけど、アイロンをかけているとき、途中から水がやけに出てくるな(スチームではなく、ただの水として出てくる)、と思ったのが壊れるわずか一日前。電源が入らないということは、水が基盤みたいなものにかかってしまったのだろうか。こういうとき、基盤が乾くとまた復活するということを聞いたことがあったので、試しに今日電源を入れてみたら、本当に復活した。

 とはいえ、このまま使い続けることはかなり不安だ。たぶん、もう寿命なのだろう。WEBで「スチームアイロン 耐用年数」と検索すると、5年とか、5~7年とか、5~10年などと出てくる。つまるところ、5年を過ぎたらいつ壊れてもおかしくないですよという意味だと理解した。壊れたアイロンは8年が経過していたので、ひとまず納得できた。

 我が家のアイロンは、ドイツのDBK社のスチームアイロン。見た目がクラシックでとても気に入っている。昨日壊れたのが二代目なので、次は三代目になる(すでにAmazonで注文した)。ちなみに初代はわずか3年で壊れた。

 アイロンの用途はとてもシンプルなので、機能よりもデザインで選んでいる。もしも、デザインでカメラを選ぶとしたら、だんぜんM型ライカがいい。ライカもドイツだ。ポルシェや筆記用具のモンブランもドイツ。ドイツ製のものはデザインがとてもいい。

 DBKのアイロンには、我が家で使っている「ジ・アカデミック」以外にも、その上に「ザ・クラシック」という上位機種もある。アカデミックはラベルが青で、クラシックは赤。クラシックにはオートオフなどの機能や使われている材料(チタン)などの違いがあるようだが、私にとってはそれらの機能はあってもなくても良いので、あくまで見た目の好みで青のほう(アカデミック)を選んでいる。上位機種といっても千円くらいしか違わないので、赤が好みの人はクラシックを買ってもいいかもしれない。

 さて、写真は前回に引き続き、長崎県の池島。火力発電所の一部を撮ったものだ。フェリー乗り場から島内を反時計回りに巡っていくと、最初に目につく工業建築物。

 2023年12月某日撮影

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