徳島のかねこみそがつくった、しょうがみそは絶品だった

長崎歴史文化博物館

 当ブログは「建築写真と日々の考え」というタイトル(テーマ)で始めたので、基本的に情報ブログではない。日々の体験に基づく個人的な考察をメインに、建築写真(いつも記事とは何の関係もない)をMIXしてお届けしている。だから、美味しいものや美味しい店を紹介するといったようなことは、ほとんどしてこなかった。だが、今回ばかりはぜひ紹介させてほしい。それくらい美味しいと思うものを見つけた。

 長崎市の中通り商店街に「food style Neo」という、食のセレクトショップがある。全国のうまいものを集めた小さなお店だ。昨年、2023年の暮れにオープンしたばかりである。これまでにも2回ほどお店に入ってみたことはあった。好物の梅が枝餅(冷凍だけど)は、「かさの家」のはスーパーなどでよく流通しているが、この店では「やす武」が売られている。

 ちなみに、以前大宰府に行ったとき、梅ヶ枝餅をいろんな店でひとつずつ買っては食べ比べてみて、そのなかで私は「やす武」がいちばんうまいと思った。さらに、やす武は数年前に店舗がリニューアルし、店構えも恰好よくなった。食は、見た目や雰囲気も大事だから、味に関係ないとはいえない(ブランディングが奏功している?)。だから、「やす武」が売られていたら私はたとえ冷凍でもすぐに買ってしまうのだ。

 そして今回、3度目のfood style Neo。狭い店内を徘徊していて、ふと目についたものがある。パッケージに「しょうがみそ」と大きく書かれた、透明のプラスチック容器に入った調味料(タレ)らしきもの。気になったので買って帰り、後日、この「しょうがみそ」で豚肉を焼いて、アツアツのごはんの上に盛り、みそ生姜焼き丼にして食べてみた。普通の生姜焼きは醤油ベースだけど、これは味噌ベースなので味がいくぶんまろやかになっていて、めちゃくちゃうまい。どんな味かと言われても、味噌としょうがの味だ、としか言いようがないが(食レポは下手くそ)、とにかくすこぶるうまいのだ。

 ネットで調べてみると、正式名称は「親父の肴 しょうがみそ」という。徳島のかねこみそという会社が販売している商品だった。「親父の肴」はシリーズ化されていて、「にんにくみそ」や「旨辛にんにくみそ」などもあるようだ。food style Neoにそれらが売っていたかどうか記憶にないのだが、もし売っていたらそちらも買ってみようと思う。とにかく「しょうがみそ」は絶品だったので、必ずリピートする。

 写真は、GFX100でテスト撮影した長崎歴史博物館。写真映えのする建物で、お気に入りの撮影スポットである。

 2024年9月某日撮影

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